SEのなり方

異業種からSEになる。前職の経験を活かした領域に転職すれば、最強のSEになれるかもしれません。

投稿日:2019年3月15日 更新日:

まず、現在、どんな職業であっても、SEになれるか?と聞かれるとSEになることは、できます。

SEというのは、学歴や資格等を必要しない職種であり、IT系すなわちシステム開発やサービス開発に携わる仕事を続ければ、誰でもなれます。

ただし、勉強と苦労はあります。

今、異業種で働いていて、給料が低いとか、将来が不安とか、IT関連の仕事につきたいという人へ。

SEには誰でもなれるので、0からスタートするのも良いですが、せっかくなら、今の職歴の経験、ノウハウが活かせる会社なり領域に入れば、その領域の最強のSEになることも可能です。

職業別に解説します。

職業別に前職の経験が活かせるIT系の領域

営業や企画といった総合職

異業種からIT業界、はたまたSEになるのに一番適している職種だと思います。

なぜなら、SEというのは、思っているより、お客さんや関係者と話をする仕事なんです。
要件定義、仕様打合せなんかは、お客さんとべったりです。
そして、求められるのは、常に提案ベースであり、営業の側面があります。

営業力を持っているSEだなんて、素敵すぎます。すぐに売れっ子になります。

また、IT業界においても、当然営業・企画といった職種の方がおりますが、特に活躍するのは、SEあがりの営業です。
彼らは技術営業と呼ばれ、エンジニアとしての経験をもとに、よりお客さんのニーズや業務に近いところで営業します。

営業は向いていなかったとか、成果が出せなかったなんて人も、営業時代に得たノウハウを持って、SEになれば、一歩抜きんでたSEになれます。

電気・機械といった領域のエンジニア

次に、異業種からIT業界入りが適している職種だと思います。

エンジニアとして、パソコンなりシステムなりを使った経験があると思います。
今まで使う側だったノウハウを持って、それを作る側にまわるといいです。

電気・機械といった領域のITエンジニアは、IT系の技術に加え、電気や機械のより詳しいノウハウが必要となります。そして、それらは往々にして、難しいためです。

例えば、電気業界、電力業界です。

発電や系統、配電といった分野には、多数の大型システムが導入されます。
これらを作るのは、当然ITエンジニアですが、電力のこと、発電のこと、系統のことを知らずには、システムは作れません。
この領域のSEは、それこそ、電気や機械に関する勉強、経験、ノウハウを得て、5年〜10年かけて、SEとなっていきます。
そうしないと、お客さんとの会話もままならないんです。
そして、これらの経験、ノウハウは、簡単には得られないものです。

すでに電気・機械の知識、ノウハウを持っている場合、その勉強無しに、システム開発の知識だけ習得すれば、SEになれるわけです。
また、前職の電気・機械の知識、ノウハウを活用すれば、より踏み込んだ物作り、提案ができるわけであり、最強のSEになれます。

電気・機械の他、化学や医療系、金融系なんかも同様です。
これらの領域は、システム開発の知識に加え、その領域の専門知識が無いと仕事にならないのです。

建築・土木に携わる職業の方

意外かもしれませんが、建築・土木に携わる職業の方も活かせるノウハウがあります。

大規模なシステム開発を行う場合、何十人、何百人という体制で開発を行います。
関係する会社も複数社です。そしてそれらの会社の下に、下請け・孫請けといった会社やフリーランスが連なり、大きな体制となります。
IT業界は、このような大きなものを作る仕組みは、建築業界の仕組みをマネしているからです。

言ってみれば、IT業界におけるプロジェクトマネージャーなんかは、現場監督のようなものです。
SEは、設計技師です。PGは、土方です。
IT土方という言葉がありますが、まさにそれです。

IT土方なるエンジニアを監督すること、統率するなんてことは、建築・土木業界で経験ある方であれば、楽勝かもしれません。
ITエンジニアはどちらかと言うと、大人しくて、従順ですから。

大きな現場で、SEとしての修行を積み、PMやPLといった管理・監督の必要な職種へのステップアップができます。

少し特殊ですが、異業種から参入したら面白そうなIT系の領域

スポーツ選手

プロスポーツの世界で、IT技術を取り入れ、データ分析やマネージメントを行い、成績アップを狙うといった会社があります。
スポーツ選手がSEになり、この領域で活躍するなんて、面白そうです。

メディア系

出版・報道・テレビ・音楽・マンガといったところもIT系のサービスが多数ありますが、まだまだ日進月歩であり、開発しまわっています。
また、ITで実現できるのは、コンテンツを届ける仕組みであり、IT業界においても、コンテンツ IS KING。
メディア系の出身者がコンテンツを扱えるのなら、IT業界は歓迎するように思います。

ちょっと苦しいけど、無理矢理、前職のノウハウを活かすなら

飲食

レシピをコンテンツとしたCooK Padや飲食店に検索サービスの食べログといったところでしょうね。

教育・先生

オンラインスクール系なら、活かせそうですね。
オンデマンドで授業を配信するとか面白そうです。

運輸・乗り物

電車・バスの運行管理システムやカーナビ、渋滞予測、抜け道検索といった地図系のサービス開発なんかに向きそうです。

事務・アシスタント系

事務系のソフトっていっぱいありますね。それらの開発。
大きな会社であれば、基幹系システムの開発にも経験が活きそうです。

保安

無理矢理ですが、IOTを駆使したスマートロックや遠隔監視とか、無人での防犯対策に向きそうです。

葬祭・宗教

ネットと写真や映像を使って、バーチャルな葬祭なんか、面白いかもしれません。

笑い事ではなくて、ペットのお墓ビジネスなんかは、ペットの写真や動画を保存しておくといったサービスありますからね。

以上 「異業種からSEになる。前職の経験を活かした領域に転職すれば、最強のSEになれるかもしれません。」でした。

いずれにせよ、SEは、システム開発のプロではありますが、そのシステムを使う人たちの知識も必要で、システムが特殊であればあるほど、ノウハウが無く、困るんです。

なので、特殊な職種の人こそ、IT業界入りしたら、重宝される可能性は多いにあります。

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