システムエンジニアの年収

ITエンジニアの分かれ道

システムエンジニアやプログラマーの年収って?どのぐらい?現役SEが知ってる限り言います。

 

hillpoint
エンジニア半分、ブロガー半分。
複業フリーランスのhillpointです。

 

いわゆるITエンジニア、システムエンジニアプログラマーの年収について、現役SEが知ってる限り言います。

年収ベースで言います。

IT業界は、年収ベースで給料査定し、12分割で支給するか?、ボーナス月に多めに分配するか?等を選ぶような企業も多数です。

なので、ITエンジニアは、給料ベースは、評価の対象になりません。

また、年収は、税引き前です。

会社員の場合とフリーランスの場合の2種類、書きます。

会社員の場合は、一般的なシステム開発会社勤務。

大きい会社でもなく、小さな会社でもない。中規模のよくある会社を想定します。

フリーランスは、月額おいくらのSES契約で仕事をした場合を想定します。

当然フリーランスは、仕事のやり方、受注量、稼ぎ方を変えれば、増減します。

 

専門用語について

このサイトでは、ITエンジニアが使う専門用語を使用しています。
アイコンがついている専門用語は、「知らないと恥ずかしいITエンジニアの用語集」ページに説明を記載しているので、専門用語の意味が解らない場合、リンクをタップして、説明を参照してください。

 

会社員のITエンジニアの年収

ざっとこんな感じです。

ポジション年収
プログラマー300万〜500万
一般的なシステムエンジニア500万〜700万
トップクラスのシステムエンジニア600万〜800万

それぞれのポジションでの年収の特徴はこちら。

 

駆け出し(新人から数年目、普通のプログラマー)の年収

300万〜500万

残業代込み。

この頃は、残業代は、残業した分だけ、でるでしょう。

もう少し上のポジションとなると、裁量労働制になり、残業代は、固定となります。

新人の場合は、初任給(20万ぐらい)とボーナス(3ヵ月分ぐらい)で、300万ぐらいでしょう。

システムエンジニアとなっていくのは、5年目ぐらいからとして、それまでは、普通のプログラマー。

会社勤めの普通のプログラマーは、年収500万ぐらいまででしょう。

なぜなら、IT業界におけるプログラマーは、一番地位が低いポジションなんです。

新卒の場合は、まわりの人とそんな差はまだでないでしょう。

皆、それなりに増えていくでしょう。

転職された方は、社会人としての経験値としての初期の年収の差はあると思いますが、上げ幅の傾きとしては、大差ないでしょう。

すなわち、年収がバンバン上がるってところではないフェーズです。

なお、高度なプログラミング技術を必要とする分野や真似できないほどのスキル・スピードを持つ天才系プログラマーは、例外です。

 

一般的なシステムエンジニアの年収

500万〜700万

残業代込み。

裁量労働制になったら、残業代は、固定となります。

ここまでは、まぁ頑張ればいけるとは思います。

ここから、一般的なシステムエンジニアが、年収700万超えていくには、管理職やプロジェクトリーダプロジェクトマネージャーへのステップアップをするか、特殊な分野・技術のシステムエンジニアであるとかの要素が必要でしょう。

この目安より、年収低いっていうシステムエンジニアは、転職なり、フリーランスになるなり、考えたほうが良いですね。
 

トップクラスのシステムエンジニアの年収

600万〜800万

経験・技術も豊富で、どんな分野、どんな領域であっても、システムエンジニアとして活躍できる、トップクラスのシステムエンジニアは、このぐらいの年収です。

年収800万のシステムエンジニアは、かなり特殊のように思います。

特殊な分野・技術を持っている等が必要です。

なお、管理職やプロジェクトリーダ、プロジェクトマネージャー、コンサルタントといったマネージメントの要素がある職種のほうが給料は高いです。

IT業界では、年収は、配下の人数の多さがかなり影響します。

数十名の部下を持つ管理職や数十名体制のプロジェクトマネージャーといったほうが、給料は高いです。

トップクラスのシステムエンジニアがさらにステップアップ目指すなら、これがいいですよ。

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フリーランスのITエンジニアの年収

ポジション年収
プログラマー600万〜840万
一般的なシステムエンジニア720万〜960万
トップクラスのシステムエンジニア960万〜1200万

 

普通のフリーランスのプログラマーの年収

フリーランスには、新卒・新人といった考え方はないです。

よって、普通のプログラマー(プログラミングができる)ところからです。

600万〜840万

SES契約で、1ヵ月50万ぐらいから開始して、70万ぐらいまでですかね。

もちろん、フリーランスは、案件の取り具合、やり方次第では、いくらでも年収は伸ばせれるので、あくまで目安です。

フリーランスでプログラマーとして、この先を行こうと思う場合、特殊な分野・技術で頑張るか、もしくは天才プログラマーとして活躍するといった要素が必要です。

 

一般的なフリーランスシステムエンジニアの年収

720万〜960万

SES契約で、1ヵ月60万ぐらいから開始して、80万ぐらいまでですかね。

月額80万のシステムエンジニアは、それなりの技術のあるシステムエンジニアですね。

中の上って感じかな。

フリーランスは、会社員と比べるとより、いくらか収入は多いですが、厚生年金や健康保険等で、会社が半分払ってくれて制度や福利厚生等がないので、その分もっと稼がなければというところです。

ここまでは、まぁ頑張ればいけるとは思います。

一般的なシステムエンジニアが、フリーランスで、月額80万以上稼ぐには、プロジェクトリーダ、プロジェクトマネージャー、コンサルタントへのステップアップもしくは特殊な分野・技術のシステムエンジニアであるとかの要素が必要でしょう。

 

トップクラスのシステムエンジニアの年収

960万〜1200万

SES契約で、1ヵ月80万ぐらいから開始して、100万ぐらいまで。

もちろん、例外はあると思いますが、月額100万に、ひとつの区切りというか壁はあると思います。

月額100万のシステムエンジニアは、トップクラスのシステムエンジニアだと思います。

月額100万以上は、技術だけで行こうと思うと、研究職や学者レベルになってくると思います。

 

現役SEである私の場合の年収とポジションの推移

新入社員から、5年目ぐらいまでは、プログラマーでした。

300万〜500万でした。

5年目すぎたあたりから、システムエンジニアとして活動し、10年目ぐらいで1人前のシステムエンジニアとなったように思います。

500万〜600万ですね。

その後、リーダ職(一般の会社で言う係長)に昇進。

この職制で、リーダ業務を行いますが、案件でもプロジェクトリーダもします。

600万〜800万ですね。

リーダ職の経験を経てマネージメント職(一般の会社で言う課長)に昇進。

ここでも、管理業務もしますが、案件でもプロジェクトマネージャーもしてました。

800万〜950万。

高収入の部類ではあると思いますが、プロジェクトリーダやプロジェクトマネージャーというもは、なかなかしんどい業務であり、もっと貰えても良くない?とも思います。

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