複業フリーランスのhillpointです。
会社員時代、さまざまな業種のシステム開発に携わりました。
プロジェクトマネージャーとして、活動していました。
今は、フリーランスしています。
プロジェクトマネージャーをやってるころは、毎週のようにITエンジニア(PGやSE)の面談を行い、延べ500人以上のエンジニアを見てきました。
もちろん優秀なエンジニアもいましたし、とても良い会社というのも見てきましたし、いろんな話聞いてきました。
会社規模、月額単価から、だいたいの月給、年収が解ります。
そんな経験から、「こんな会社は、転職してほうがいい。」を語ります。
好きでやっているならいいですが、もっといい会社といい仕事がありますよ。と思う。
専門用語について
アイコンがついている専門用語は、「知らないと恥ずかしいITエンジニアの用語集」ページに説明を記載しているので、専門用語の意味が解らない場合、リンクをタップして、説明を参照してください。
こんな会社は転職したほうがいい。
派遣会社みたいになっている会社
管理部門以外の人、みんな技術者で客先常駐。
自社では、なにも作っていない、売っていないという会社。
客先常駐上の体制、人数を増やすだけが目標みたいな会社。
大きな案件の2次請けぐらいから、こんな会社いっぱいあります。
管理部門は、社長ひとりで、社長が営業して、人突っ込んで、協力会社突っ込んで、体制広げることだけ考えている。
社長以外はみんな技術者でみんなどっかに派遣されているみたいな。
気楽でいいっていうなら、いいですが、儲かっているのは社長だけですよ。
社長自ら客先常駐というのも見かけることもありますね。
経営者は、お金のことや経営に関する事が体に染みつくので、実務で地味な作業なんかは、どうしても雑になります。
見ててわかります。
どうしても、身が入らない、ミスが目立つ。
これはもう仕方が無いと思いますし、仕事だ集中しようと思っても無理があると思います。
自ら案件やるなら、コンサル的なことやアドバイザー的なことに特化したほうが良いです。
こんな会社は転職したほうがいい。
やりたくないオーラの人間ばかり。仕事をしないスキルが身に着く会社
これもよく見かけます。やりたくないオーラのエンジニア。
自分の仕事以外には興味がないし、面倒な事は、絶対、手をださないスタンス。
発注元から見れば、契約通りのアウトプットしてくれれば、それ以上のことは求めないので、別にいいのですが・・・
そんな人ばかりに囲まれているエンジニアは、成長の芽を摘まれてしまいます。
やはり、システムなりサービスなり、全体を見渡せる視野と自分に関係なくともいろんな技術や人たちに触れる機会を失くしてしまいます。
どうしても、同じようなエンジニアになってしまう。
SES契約/客先常駐なら、こういったスタンスが正解と言えば、正解です。
でも、なんというか、それで面白いのかね?と思います。
余計なことに首を突っ込んで、後で超大変なんてのもよくある話ですが、そういった場面も経験して1人前のシステムエンジニアに成長するもんです。
こんな会社は転職したほうがいい。
新人はおろか、中途も採用する気配もない。いつまでも自分が一番下っ端の会社
IT業界で、成長が止まった会社は、ヤバイです。
次から次へ会社は現れます。
取って代わられます。
急にいなくなったら、困るので、生き長らえている感じです。
レガシーなシステムの改造や保守なんかをいい金額で対応していくので、会社としては成立する感じですね。
レガシーの保守案件は、当然ありますし、今更、人を入れるような分野でもないので、ベテランエンジニアは、こういったのを細々と対応していくのはありだとは思いますが、これからのエンジニアは、見極めが必要です。
こんな会社は転職したほうがいい。
システムエンジニアであるが、年収500万いかない。
IT業界で、普通にシステムエンジニアとして仕事ができるなら、年収500万は確保すべき。
加えて、死ぬほど残業しても、「裁量労働制」というやつで、残業代がでないというのも要注意。
「裁量労働制」で、みなし残業。残業20時間分は、給料に予め含みます。とかいうやつ。
20時間以上、残業しても、残業代でないというとこも多いわけです。
SES/客先常駐の案件をやっている会社だと、SESは1ヵ月の時間レンジが、だいたい150-180時間とかなので、そのレンジ内は、残業代も払わないという感じで、結果、経営者が損しないだけの制度です。
システムエンジニアの年収については、この記事参考にしてください。
続きを見るシステムエンジニアやプログラマーの年収って?どのぐらい?現役SEが知ってる限り言います。
こんな会社は転職したほうがいい。
上から下まで辞めていく人が多い会社
下のほうは、ある一定数は、辞めていく人がいるのは、いいのですが・・・
上のほうが辞めていくのは、間違いなく、なにか問題があります。
よくあるのが、キャリアアップの踏み台として転職していくケース。
ITベンチャー、スタートアップの割と高めのポジション。
ある程度経験をつんだら、次へ行くというケース。
この場合、あなたも踏み台としていくことをお勧めします。
なぜなら、魅力がないもしくは、もうあがらない、面倒がある、いずれかで、辞めているから。
さらに、そんなキャリアアップに有効な会社じゃないって会社で、上のほうが辞めていくのは、さらにヤバイです。
理由は様々でしょうが、この先、まっとうに成長すると思えません。
私が知っているケースで言うと
①業績悪化で、上層部の高い給料が払えないため、給料の高い人からリストラ
②経営者の独裁で首切りであったり、ついていけないといった退職
③起業した人が優秀な人材を引き連れて退職
といった感じですが、①が多いです。
こんな会社は転職したほうがいい。
グレーな案件、グレーなマネーが関わる会社
グレーなものをやっている会社は、調子が良い時は、羽振りがいいのですが、やっぱり長続きしないです。
案件がグレーは、すぐわかるのですが、グレーなマネーが関わっていることを察知するのは難しいものです。
転職する際、小さな会社、ベンチャー・スタートアップといった類は、念のため、資本まわりもチェックしておきましょう。
また、入社後、気づいたなら、今がどんなに良くても、いつかその日がくるので、見極めをしっかり行いましょう。
あ!私、あてはまった!という人
いきなり退職も難しいでしょう。
まわりには、内緒で、求人だけでもチェックしたらいいと思います。
そんな人には、これが最適です。
システムエンジニアが内緒で転職活動始めるなら、ビズリーチに登録しなさい。使い方教えます。
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以上「500人以上のITエンジニア(PGやSE)を面談して思う。こんな会社は転職したほうがいい。」でした。