フリーランス エンジニアの メリットとデメリット

フリーランスへの道

フリーランスエンジニアのメリットとデメリット。現代の「手に職」とは、これのことです。

 

hillpoint
エンジニア半分、ブロガー半分。
複業フリーランスのhillpointです。

 

フリーランスのエンジニアになって、3年が経ちました。

おかげ様で、コロナ渦の中でも、大きな影響なく、仕事が続けられています。

今、新型コロナの影響で、職を失うや収入減となる方もおられると思います。

これから、本格的にその影響がでる方もおられるでしょう。

新しい職業の選択肢として、また、一時的な収入確保の手段として、フリーランスのエンジニアになることを私は真剣におすすめします。

これまで、IT業界というと

・キツイ
・難しい
・帰れない

フリーランスにおいては

・安定していない
・保障がない
・営業力が必要

などと言われ、「ヤメトケ」、「無理ゲー」、「地獄」なんて、記事もいっぱいあります。

しかし、幸か不幸か、「働き方改革」により、社会が変化したことで、いろんな事が変わってきました。

そして、新型コロナの影響を受け、今の職業事情として、フリーランスのエンジニアは、メインで行う職業としても、副業として行う職業としても、フリーランスのエンジニアは最強だと思います。

その理由を、フリーランスのエンジニアを3年経験した上でのメリット・デメリットとして、お伝えします。

 

専門用語について

このサイトでは、ITエンジニアが使う専門用語を使用しています。

アイコンがついている専門用語は、「知らないと恥ずかしいITエンジニアの用語集」ページに説明を記載しているので、専門用語の意味が解らない場合、リンクをタップして、説明を参照してください。

 

フリーランスのエンジニアでのメリット

働く場所が選べる

新型コロナの影響で、テレワーク、リモートワークが一気に社会に浸透しました。

フリーランスのエンジニアは、もともと在宅ワークも可能でしたが、仕様説明や打合せなど、お客さんの事務所を訪問する機会があり、やっぱり行ける範囲が制限でした。

今、この制限が無くなり、面談や打合せもZoom、完全リモートが可能となりました。

今まで、IT業界の仕事の中心は、やっぱり東京でした。

面白そうな案件やフリーランスに適した案件も、東京がほとんどでした。

ですが、今となっては、東京の案件だろうが、どこの案件だろうが、どこででもやれます。

家族の都合で地方にいるから、地方の企業で働いているなんて人も、フリーランスのエンジニアになって、地方から東京の案件やれるんです。

 

働く時間が選べる

フリーランスなんで、仕事する時間は、自由だろうと、そりゃそうだろと思うかもしれません。

そうと言えばそうなんですが、フリーランスであっても、SES契約案件といって、結局のところ、会社員と同じようにフルタイム働く案件もいっぱいあります。

このような契約の案件は、毎月の報酬が決まっているので、安定的な収入となる特徴がありました。

今、フリーランスのエンジニア向けのこのような契約の案件に、週2日、週3日という半端な稼働の案件も多数あるんです。

ちょっと手伝ってほしい。毎日ずっとやるほどの量でない。

そんな仕事をフリーランスに発注するといった感じです。

このような案件のメリットは、副業なり、複業が可能なことです。

例えばですが、お店をやっているが、その空き時間だけエンジニアとして働きたい、そんなことが可能です。

夢追うもの、目指すもの、自分の一番好きなものを仕事にしたい人が、収入が足りないので、やりたいことをやる時間は確保しつつ、エンジニアとして収入を得るということが可能です。

私もその一人で、月の半分だけ、エンジニアとして仕事をしています。

残りの半分で、こういったブログを書いたり、YouTube動画を作ったりしています。

私は、いろんな事がしてみたい。

でも、最低限の収入は必要という理由で、こんな風に活用しています。

 

収入がアップする

エンジニアとして、同じ仕事を会社員とした場合の給料と、フリーランスとして受注した場合の報酬では、確実にフリーランスとして受注した場合の報酬のほうが高いです。

これは、フリーランスは、会社員のような賃金体系ではなく、発注額がそのまま報酬となるからですが、まぁとりあえず収入は増えます。

フリーランスは、この収入から社会保険料や経費などの出費をすることとなりますが、節税や経費の活用などの自由度が高く、会社員よりは、収入を増やすことが可能です。

確定申告を自分でしないといけないなど、めんどくさい部分もありますが、会社という組織の中、スタッフ部門の給料も稼いでこないといけないみたいな余計なプレッシャーはありません。

 

人間関係の悩みが減る

会社・組織・上司・部下といった会社員としての人間関係は無くなりますので、人間関係の悩みは減ります。

さみしい時もあります・・・・

転職の理由の多くは、会社内の人間関係にあるようで、そういうことで転職する方は、フリーランスのエンジニアになることも選択肢に入れると良いです。

さみしいほどに、人間関係の悩みは減ります。

 

できる人にとってみれば、ITエンジニアは簡単

これは、人によりますが、プログラミング等、できる人にとっては、フリーランスのエンジニアは、簡単なんです。

これ、私が、フリーランスのエンジニアである理由かも。

私は、プログラミング得意なので、フリーランスのエンジニアで受ける仕事は、全部、簡単です。

逆に、エンジニアのなにが難しいかというと、できない人の面倒をみることでしょう。

そして、プロジェクトを成功させること。

大半のプロジェクトは、失敗・炎上します。

 

フリーランスのエンジニアでのデメリット

良い事ばかり言っても、信憑性がありません。

もちろん、デメリットもあります。

フリーランスのエンジニアになるということは、このデメリットは受け入れないといけません。

 

保障がない

会社員のように、毎月給料があるわけではありません。

案件取ってきて、働いて、納品して、お金払ってもらって、収入となります。

当然、働かなければ、収入はありません。(それは会社員も同じだけど・・・)

有給休暇もありません。

失業保険もありません。

税金や健康保険も、全部、自分で払わなければなりません。

 

誰も助けてくれません。孤独です。

会社員のように、上司や先輩が心配してくれたり、フォローしてくれたりすることはありません。

組織やチームのように、誰かが困っていたら、助ける・仕事を分けるなんてこももありません。

基本的にひとり・孤独に仕事をする必要があります。

ですが、フリーランスは、続けていくと、フリーランス仲間はできます。

フリーランス仲間は、悩みが共感できるので、よき相談相手です。

 

自己管理が難しい

フリーランスなんで、仕事・案件を取れば取るほど、収入は伸びます。

ですが、それをこなす=スケジュール管理・納期管理ができなければ、本末転倒です。

納期遅延は、信用を無くし、発注されなくなることもあります。

逆に、仕事・案件を取らないことだってできます。

やる気無ければ、仕事を断るということもできます。

そうなると、収入は減ります。

人間なんで、なまけることもあります。

最初はやる気マンマンだったとしても、続けていくと、気持ちが折れることだってあります。

たぶん、これが一番、悩むというか、フリーランスのエンジニアの一番難しいところです。

いつ仕事しても良いと言われたら、なまけます。

人間ですから。

自己のモチベーション管理。

これが一番難しいです。

 

まとめ

フリーランスのエンジニアになるなんて、難しいというイメージがあると思います。

ですが、簡単な仕事もありますし、向いている人にとっては、簡単であったります。

全てを投げ打ってエンジニアになる必要はなく、「手に職」として、勉強、副業といった感覚でやってみるのもありです。

これから、AIに仕事を奪われるなんて仕事もありますが、そんな仕事の方は、無くなるまでに、少しはできるようになっていると良いかもしれません。

AIが仕事を奪うなんて言っても、その仕事の情報や知識は、人間がインプットしなければなりません。

AIは、人間が作るもんなんです。

AIは、エンジニアが作るもんなんです。

どうせ奪われるなら、逆に奪う側になれば、勝ち組です。

以上「フリーランスエンジニアのメリットとデメリット。現代の「手に職」とは、これのことです。」でした。

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