ITエンジニアへの道

最新のIT業界の求人動向を知ろう。2020年10月現在の求人動向です。

 

hillpoint
エンジニア半分、ブロガー半分。
複業フリーランスやってます。
hillpointです。

 

IT業界への転職やITエンジニアになりたいと思っている方は、まずは、IT業界の求人動向を知るべきです。

IT業界は、慢性的な人材不足と言われていますが、IT業界の中でも、どの領域が人材不足なのか?どんな案件が人材不足なのか?どんな人材の流れが起こっているのか?を知ることで、より良い転職活動ができます。

本記事では、2020年10月現在のIT業界の求人動向を記載します。

また現役ITエンジニアが肌で感じているIT業界の状況を紹介します。

この記事は、定期的にアップデートし、常に最新のIT業界の求人動向をお伝えしています。

 

専門用語について

このサイトでは、ITエンジニアが使う専門用語を使用しています。
アイコンがついている専門用語は、「知らないと恥ずかしいITエンジニアの用語集」ページに説明を記載しているので、専門用語の意味が解らない場合、リンクをタップして、説明を参照してください。

 

2020年10月現在のIT業界の求人動向

2020年10年IT、通信領域の求人倍率

転職エージェント大手のdodaの記事です。

転職・求人doda(デューダ)2020年11月16日発表 転職求人倍率レポート(2020年10月)

2020年10月現在、IT・通信の求人倍率は

4.89倍です。

全体は、1.65倍です。

IT業界なら、求職者ひとりに、約4.89社あるってことです。

求人倍率は、前月比で、0.01ダウン。微小ですが。

前年同月と比べると、新型コロナの影響が激しく、-2.16下げています。
(前年10月は、7.05倍でした。)

新型コロナの影響は、大きいですが、IT業界の人材不足も深刻で、今だに、5倍近い求人倍率を保っています。

ちなみに、他業界は、求人倍率が1.0を切る業界もあり、悪化していっています。

 

不景気時のIT業界の動向について

新型コロナの影響がどのぐらいの規模となるか?はわかりませんが、リーマンショック時のような、大きな不況・影響が予想されます。

リーマンショックの時、様々な企業の業績悪化の影響により、IT業界も不況に襲われました。

リーマンショックの時は、ITエンジニアも、仕事が無くて、SES客先常駐で仕事をしているエンジニア中心に、自宅待機になるエンジニアが発生してました。

IT業界は、不景気や今回のような新型コロナ、震災等により世の中の景気が悪くなると、影響は、少し遅れてきます。

計画済の案件や開発中の案件は、よほどの事がない限り、継続して進むので、すぐには影響が来ません。

その先の企業の設備投資の計画が減することで、大きく影響を受けます。

よって、今回の新型コロナの影響は、翌年度から本格的な影響が予想されます。

ですが、IT業界は、特定の業界、企業の設備投資減すると、この影響を取り返すため、穴埋めするため、今まで取り組んでいなかった業界・企業のIT化へ攻め込むようになります。

また、IT業界は、IT化や開発するものを自ら生み出すこともあります。

これまでであれば、AIや電気自動車、IoTなど、今までIT化されていなかったものをIT化していくことで、IT業界の需要を生み出すわけです。

IT業界は、このように不景気の影響を受けたとしても、新たな領域のIT化を攻めること、また、新たにIT化するものを生み出すため体質のため、新型コロナの影響で、未曾有の不景気となったとしても、他業界よりは、影響はマシな状況になると思われます。

特に今回の新型コロナでは、Withコロナ、afterコロナを観点に、新しい領域のIT化が進むので、既存のIT分野に加え、これからIT化の波がくる領域や今後発展が予想される領域を意識した転職活動をすると、不景気の影響も少なくなるでしょう。

 

IT業界での領域別の求人動向

現役エンジニアである私の求人動向

現役エンジニアである私のところに来る求人動向について紹介します。

何個かの転職エージェントやスカウトサービスに登録しています。

経験年数や過去の履歴から、私のところにくる求人は、PMPLといった求人が多いです。

コロナ渦ですが、変わりなく、届いています。

PMやPLの求人は、もともと数が少ないですし、対象となる人も少ないので、変化が小さいのでしょう。

開発に関する案件は、今のところ、大きく減っているというような影響は見て取れません。

エンジニア募集とかフリーランスエンジニア案件案内といった広告も、相変わらず出ているなぁ〜と思っています。
 

今後のIT業界の求人動向

行政の新型コロナの対応にあたり、行政のIT化の遅れが問題なったことで、DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれています。

これにより、今後(来年度)は、行政・役所まわりのIT化案件や企業のDXに関する案件が多発すると想定されます。

役所まわりとなると、富士通、NEC、NECデータなど、国産巨大SIerの案件となっていくでしょう。

企業のDXも、大型SIer中心の市場となりそうです。

これらの案件が動き出すと、大量のエンジニアが、雇用されるので、引き続きエンジニア不足は継続するとみています。

Webやインターネット関連は、アフターコロナの世界を模索するように、今までネットでは出来なかったことが、ネットでできるようになる、そんなサービスの開発が増えそうです。

いろんな事が、家をでず、人にあわず、家で、ネットで、スマホで、できる。そんな開発が増えそうです。
 

転職を考えているなら、早めが良い

いまだ、IT業界は、人材不足と言われています。

求人も多数あります。

ですが、IT業界での新型コロナの影響は遅れてきます。

もし、今、転職を考えているのであれば、新型コロナの影響が深刻化する前に、スピード感持って、活動したほうが良いでしょう。

また、今後、公共案件の増加が見込まれます。

公共案件を受注できるのは、国産巨大SIerとその傘下たちです。

このあたりへの転職となると、大手の転職エージェントを利用したほうが良いです。

転職大手と言えば、リクルートが良いでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

以上 「最新のIT業界の求人動向を知ろう。2020年10月現在の求人動向です。」でした。

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