複業フリーランスのhillpointです。
ITエンジニアのキャリアアップガイドとして、このブログを書いています。
記事の内容は、キャリアアップとして、ポジションアップや収入アップに関するが中心ですが、ふと、ITエンジニアにとっての幸せってなんだろう?と思いとどまりました。
ポジションもアップしたいし
収入もほしいですよ!
準備するから
超難案件やってくれない?
それは、大丈夫です。。。
あれ?
実は、ポジションも収入もいらないの?
あれ?
私も含め、ITエンジニアの幸せとは?なんでしょう?
ITエンジニアの幸せを考えるにあたり、まずは、ITエンジニアの不幸せ・・・考えてみます。
専門用語について
アイコンがついている専門用語は、「知らないと恥ずかしいITエンジニアの用語集」ページに説明を記載しているので、専門用語の意味が解らない場合、リンクをタップして、説明を参照してください。
ITエンジニアの不幸せ
なぜかしら、ITエンジニアの不幸せは、バンバン思いつきます。
・毎日毎日、過度の残業、休日出勤
まさにIT土方。
でも・・・ひまはイヤ・・・というわがままな欲求です。
・毎日毎日、問題、障害、バグだらけ
これがあるから、残業・休日出勤になるわけですね。。。
・つらい仕事、面白くない仕事、退屈な仕事
実際、仕事というのは、面白い仕事だけじゃありませんが、一生、やるかと思うと・・・
つらいですね。
楽しい仕事、面白い仕事がいいですね。。。
ITエンジニアの不幸せから分かるITエンジニアの幸せ
ITエンジニアの不幸せを裏返してみましょう。
そう、それは、ITエンジニアの幸せにつながります。
・毎日毎日、過度の残業、休日出勤
(裏)基本、残業無し、やっても、少なめ。
そりゃ、仕事ですから、少し忙しくなる事はあるでしょう。
また、この仕事、成功させたいから!夢中になって!残業しちゃった・・・・みたいな残業なら、いいですね。。。
・毎日毎日、問題、障害、バグだらけ
(裏)問題・障害・バグはありません。あっても計画通りに対応済みです。
もちろん、システムやサービスに問題はつきものです。バグだけじゃなく、インフラトラブル等、エンジニアの努力だけでは防ぎきれない問題もあります。
ですが、最初から、計画に入れてあり、対応方法が決まっていて、計画通り対応できるなら、なんらストレスになりません。
・つらい仕事、面白くない仕事、退屈な仕事
(裏)楽しい仕事、面白い仕事、毎日がワクワク
自分のやりたかった仕事、やってみると楽しい仕事
毎日、仕事するのが楽しみ!
という事か・・・
エンジニアは、やはり、なにか、物作りが好きで、興味のあった分野、システム、サービスを作りたくて、エンジニアになっています。
そういったことがちゃんとできる会社で、適切な計画の中、もの作りに集中し、良い結果(⇒問題やバグがない)を得ることが幸せのようです。
確かに、私もそう思います。
しかし、エンジニアがそう願っても、なかなか、そんな幸せな状態にならない、今のIT業界にはあります。
ITエンジニアが不幸にならない対処方法
ITエンジニア歴、10年以上。プログラマーから始まり、システムエンジニアを経て、プロジェクトマネージャーまで経験した私。
若輩ながら、ITエンジニアが不幸にならないよう、その対処方法を紹介します。
・毎日毎日、過度の残業、休日出勤
年中こんな感じって、人もいるかと思います。
もう、会社・部門、全体がこのような状態。悪しき伝統という方もおられるでしょう。
これ、今、労働基準法の改正により、違法となる可能性があります。
もう、それは、エンジニアだけの問題ではなくなりますし、会社としても、重大な問題・リスクです。
悪しき伝統を変えるべく、法律に基づいた対応を訴えてください。
定常的ではないにも関わらず、時期や案件によって、このような状態となるという方は、改善の余地があります。
その1つとして、次のこの項目です。
・毎日毎日、問題、障害、バグだらけ
予定・計画では、こんなはずじゃなかった・・・でしょう。
これに対応するために、連日連夜、残業・休日出勤なんて人もおられるでしょう。
品質問題。さまざまな要因があるでしょう。
この問題を対策するのは、簡単ではありませんが、これこそエンジニアの力の見せ所です。
もちろん、案件の背景、プロジェクト計画、他のエンジニアの能力等、自身だけの努力では、どうしようもない部分も多々あるでしょうが、こと、品質問題については、関係者全員が、改善する意思を持って、取り組まないと解消できない、大きな問題です。
王道としては、品質分析を行い、PDCAサイクルを回し、改善していくというのが一般的ですが、待ったなしの状態であれば、秘策があります。
品質問題改善の秘策
待ったなしの品質問題改善の秘策は、自動テスト・自動デプロイの導入です。
プロジェクトが混乱(問題が多発)している状態で、よくでる問題に、デグレとヒューマンエラー(操作ミス)があります。
この2つは、ただでさえ、問題解決に忙しい中、問題を増加させるとともに、対策として、更にエンジニアの手間を増やす対策が取られます。
今まで簡単に直せていた問題も、2重3重のチェックが必要となったり、様々な操作手順も、書面化、リハーサル、ダブルチェックといった手間が増えていきます。
結果、問題の解決速度、解決効率が落ち、いつまでたっても、終わらないプロジェクトとなっていきます。
まずは、自動テストと自動デプロイを導入できれば、本来の問題は発生するものの、余計な問題の発生を抑止することができます。
余計な問題とは、デグレとヒューマンエラー(操作ミス)のことです。
この余計な問題がでる前に、自動テストと自動デプロイを導入することで、問題の余計な肥大化を防ぎます。
プロジェクトを最悪の状態に陥れるのは、デグレとヒューマンエラー(操作ミス)です。
この2つ。
一度出始めると、必ず、繰り返す問題も、この2つ。
元プロジェクトマネージャーとしての見解は、エンジニアなんて、信用できない。
ヒューマンエラーを起こすぐらいなら、自動化してくれ。
逆にこの2つの問題が無ければ、いわゆるバグや設計問題は、お客にもちゃんと説明できるし、必死にならずとも、自分たちのペースで確実に潰していける。
・つらい仕事、面白くない仕事、退屈な仕事
やりたい仕事、面白くやれる仕事が、具体的にあるなら、「あの仕事がしたい!」と、事あるごとに口にすることです。
もし、その仕事が舞い込んだ時、上司たちは、「あいつ、やりたいって言ってたな」と「あいつにやらしてみるか」を考えます。
実際、そのような仕事につけるか、否かは保証できませんが、なにも言わず、候補にもあがらない事と比べると、大きな違いです。
どうしても、我慢できず、転職し、やりたい仕事、面白くやれる仕事に就く事も、当然ありです。
ただし、好きな事を仕事にするのは、想像以上に大変です。
あなたがやりたいと思った仕事は、おおよそ、他の人もやりたいと希望するような仕事でしょう。
大勢の人が、やりたいと希望する仕事、なりたいと希望する職種は、競争があり、収入も最初は低いケースが多々あります。
しっかりとリサーチして決断することをおすすめします。
みんなが幸せになれます。