複業フリーランスのhillpointです。
私、40代のフリーランスエンジニアです。
エンジニアとしての経歴は、10年以上あり、フリーランスになる前は、プロジェクトマネージャーをしており、エンジニアの採用にも携わっておりました。
延べ500名以上のエンジニアと面談し、様々なエンジニアの採用・不採用を決めてきました。
そんな経験から、「40代未経験からフリーランスエンジニアになる方法」をお話します。
なぜ?そんなことを書くか?というと
40代になると、これまでの仕事をこれからも続けていくのか?
それとも新たな道を求め、冒険するか?
そんな人生の分岐点を考えることが、どなたにもあると思います。
私もそんな選択・分岐点を経て、フリーランスのエンジニアになりました。
そんな人生の選択に、フリーランスのエンジニアという職業が、一個の選択肢としてあがり、みなさんの人生の選択に、少しでも役にたてばいいなと思って書いています。
専門用語について
アイコンがついている専門用語は、「知らないと恥ずかしいITエンジニアの用語集」ページに説明を記載しているので、専門用語の意味が解らない場合、リンクをタップして、説明を参照してください。
私がフリーランスのエンジニアをすすめる理由
今の職業事情としても、将来性を考えてみても、フリーランスのエンジニアは、最強だと思うんです。
メインで行う職業としても、副業として行う職業としても、やってみて損はないと思うんです。
私自身がフリーランスのエンジニアであり、3年やっています。
その経験を踏まえて、フリーランスのエンジニアのメリット・デメリットを書きました。
これ見てください!
フリーランスエンジニアのメリットとデメリット。現代の「手に職」とは、これのことです。
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ITエンジニアになるには勉強が必要。若くないとできないのでは?
40代から、エンジニアなんて、無理じゃない?
ITエンジニアって、若くないとできなくない?
そういった意見があります。
確かに、ITエンジニアは、なるために勉強が必要であり、なってからも、勉強が必要な職業です。
これまで、ITエンジニアは、IT技術の進歩・変化のスピードはとても速く、若くて柔軟な頭じゃないとついていけないなんてことが定説でした。
確かに10年ほど前は、あらゆる技術・要素がとてつもないスピードで変化していました。
プログラミング言語も、コロコロ変わっていましたし、いろんな技術が、次から次へとでてきていたので、勉強しないとついていけないという時期はありました。
でも、今、最近、実は、そうでもないです。
もちろん、変化は発生しています。
でも、若くないと、ついていけない?ほどの変化ではないです。
私なんかは、もうちょっと変化してくれないかな?便利になってくれないかな?と思うほどです。
なので、まぁ、何歳であっても、普通に勉強していけば、充分ついていけると思います。
加えて、今の40代は、入社した時から、当然のようにパソコンがあり、システムなり、サービスなりを使ってきた世代となります。
一昔前のおじさんとは、ITに関わってきた頻度が極端に違います。
今、パソコンもできないなんて人がフリーランスのエンジニアになるのは、なかなか、難しいでしょう。
でも、今の40代で、パソコンできないなんていないでしょうし、逆にデジタル大好き世代だと思います。
デジタル大好きなら、ついていけると思います。
40代未経験からフリーランスエンジニアになる方法
大まかな流れです。
・年齢に関係なく勉強します。
・経歴は無いけど、やる気と情熱とプラスアルファで案件獲得します。
・2〜3年は、低収入であっても、経歴を積みます。
・1人前のフリーランスのエンジニアになります。
年齢に関係なく勉強します。
20代だろうが、40代だろうが、60代だろうが、フリーランスのエンジニアになろうというなら、勉強が必要です。
未経験の方が、フリーランスのエンジニアになるためには、プログラミングを勉強しないといけないことは、解っていただけると思います。
ですが、実際の仕事をやるには、プログラミングができるだけでは、足りなくて、プログラミング以外にも必要なスキルがあります。
まずは、「未経験からフリーランスエンジニアになる方法」、書いてあるので、実践してください。
未経験から転職せずにフリーランスのエンジニアになる方法。まずは小屋を作れるようになりましょう。
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経歴は無いけど、やる気と情熱とプラスアルファで案件獲得します。
先に紹介した「未経験から転職せずにフリーランスのエンジニアになる方法」では、経歴は無いけど、やる気と情熱で案件獲得する方法を紹介しています。
ですが、40代ともなると、やる気と情熱だけで、案件獲得は難しいです。
そこは、若い人のほうが有利です。
40代は、やる気と情熱にプラスアルファ入れて、案件獲得します。
ここ重要です。この記事書いている意義、ここにあり!
前職の経験を活かす案件・分野を狙う
40代であれば、前職の経験が豊富にあります。
営業だったかもしれません。
飲食だったかもしれません。
運転手だったかもしれません。
その経験を活かす案件・分野を狙いましょう。
例えばです。
前職が営業であったとします。
であれば、営業支援システムなんかを開発する案件を狙います。
元営業、すなわち営業のノウハウを持っている人が、エンジニアに転身して、やってきた。
これは、採用・発注に大きな効果を生みます。
システム開発において、エンジニアとしてのスキルというのは、もちろん重要ですが、それは手段なんです。
加えて重要なのは、本当に使えるシステムを作ることなんです。
今、どんな職業であっても、ITを使わない職業って、ありません。
必ず、前職の経歴が活用できるITの分野がありますので、そこを狙います。
メンタルの強さで勝負する
ぶっちゃけますが、今の20代、30代の弱点は、メンタルの弱さです。
これは、企業において、深刻な問題なんです。
私も、会社員時代は、この問題にずいぶん悩まされました。
途中で離脱されるのは、技術云々の問題より深刻です。
どう考えても、40代のほうがストレス耐性があります。
乗り越えてきた山も違います。
なので、ストレスきつそうな案件、狙います。
ストレスきつそうな案件は、だいたい、社会的に重要なものを扱うシステムです。
堅そうな業界です。
銀行系、医療系、社会インフラ系、組み込み系といったところです。
前職の経験をかたり、メンタルのバリ強さをアピールし、案件獲得します。
エンジニアになったばかりで、経歴はないけど、きっと、この人なら、やり遂げてくれる。そんな期待を持たせましょう。
クラウドソーシングで経歴を稼ぐ
フリーランスエンジニアの案件は、クラウドソーシングにも、多数あります。
クラウドソーシングは、経歴や年齢が重要視されないので、ここで経歴を稼ぎます。
ですが、クラウドソーシングの特徴として
・一個一個の案件、仕事が小さい。すなわち低額。
・案件金額がとても低い。
といったところがあります。
なめてるのか?と思うほど、金額が低い案件もありますが、ここは、修行=経歴稼ぎと位置づけ、やりこなすのも良い方法です。
2〜3年は、低収入であっても、経歴を積みます。
簡単そうに書きましたが、苦労はあります。
案件がうまく取れない。
取れても、低価格。
開発がうまくいかない。
バグが多発する。
深夜まで仕事をすることも、休み無く仕事することもあるでしょう。
勉強しながら、失敗しながら、1人前のエンジニアとして成長していきます。
1人前のフリーランスのエンジニアになるためには1年では経験は不十分です。
2年ないし3年の経験を積む必要があります。
1人前のフリーランスのエンジニアになります。
2年〜3年経験積めば、フリーランスエンジニアとしての経歴は充分です。
フリーランスのエンジニアとして、自分がやりたい仕事を満足な条件で案件を獲得することができるようになるでしょう。
ここがフリーランスのエンジニアとして、スタート地点となります。
エンジニアとしては、システムエンジニアであったり、プロジェクトマネージャーであったり、コンサルであったり、といったいろんな上位の発展があります。
また、自身で、システムなりサービスなりを開発し、スタートアップとして起業することも可能です。
エンジニアを集め、自分の会社を起こすといったことも可能だと思います。
以上 「40代未経験からフリーランスエンジニアになる方法。やる気と情熱に加えプラスアルファが必要です。」